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| アイの物語  投稿者:ぼっこ(小林) 投稿日:2006/11/14(Tue) 14:50 No.1039 |  | 
 
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 | 岸、宮崎、「地下鉄に乗って」を読み始めたよ。
 
 ところで岸も宮崎も、年寄向け、若者向けの両刀使いのようなので、
 若者向けの素晴らしい本を一冊紹介するよ。
 皆もよかったらどうぞ。
 
 「アイの物語」(単行本) 山本 弘著 角川書店 465ページ 1,995円
 
 数百年後の地球で、アンドロイド(女性)が
 AI(人工知能)を題材とした七つの物語を人間(男性)に語る物語。
 つまり、シェエラザードが王様に、シンドバッドやアリババ等の物語を毎夜語る
 千一夜物語と同じような構成。
 
 この七つの挿入物語、発想がとっても奇抜で新鮮で面白く、かつ愛に満ちている。
 
 今まで、未来での人間とアンドロイド(コンピュータ)の関係の話となると、
 人間が生き延びるために壮絶な戦いを繰り広げる
 というストーリーが普通のようだけど、これはかなり違う。
 おれはかなり可能性の高い未来の姿だと思ったね。
 
 帯封の言葉を借りると
 『アイはアイビス(このアンドロイド)の愛称。それは「I(私)」であり、
 「AI(人工知能)」であり、「i(虚数)」であり、「愛」である』
 
 アマゾンの読者評でも7人中6人が5点満点。
 始めはちょっととっつきずらいけど、絶対お勧めだよ!
 
 
 
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 | Re: アイの物語  きし - 2006/11/15(Wed) 02:23 No.1040 |  | 
 
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 | そうか、そうか品質管理の専門家が薦めるのだから 当たりだろうね。帰国したらアマゾンで取り寄せてみるよ。
 
 おいらは今香港にいます。空港のそばのノボテルとゆうヨーロッパ系の
 HOTELに滞在してます。明日、ハノイに行く予定。
 ハノイではAPEC17,18,19日だったかに開かれてる関係で
 警備がむちゃくちゃ厳しそうだ。
 安部晋三?氏も来るのかな?
 
 ホテルに着いたのが00時30分でレストランは全部閉店、ANA便で
 晩飯は食べたけどちょっと飲み足りないが部屋の冷蔵庫にはなぜか鍵
 今ボーイさんにあけてもらってやっとハイネケンでのどを潤している。
 
 香港の新空港は昔の啓徳空港とは様変わりでアジアで一番いい空港に
 なった。九龍半島まではちょっと遠くなったけど着陸時に主翼に洗濯ものがひっかる心配もいらない安全な空港になりました。
 
 ホテルのインターネット接続費用は1時間40香港$だそうだ、
 日本の東横インあたりならすべて無料でブロードバンドだから
 日本のインターネット接続環境はたいへんよい部類に入ると思う。
 
 成田ではスターアライアンス ゴールドメンバ専用ラウンジで
 一杯やってたけどこれも食事、お酒、何でもそろっていて快適だね。
 確かに長旅の御仁には昼寝もできるのでいいサービスだ。
 旅先で寂しいせいか長文になってしまったよ。
 
 
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 | Re: アイの物語  ぽっこ(小森) - 2006/11/17(Fri) 13:40 No.1041 |  | 
 
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 | 「地下鉄に乗って」は「1969夏」同様、タイムスリップものでしたな。
 で、この中で次のようなセリフがあった。
 
 「このタイムスリップには何らかの意思が働いている。意思が働くのは理由があるからだ。
 そして理由があるからには結果がある・・・」
 
 「1969夏」はどんな結果を求めて何の意思が働いているのか・・・
 作中の出来事とはいえ、「当事者」としては背中がゾゾッとするね。
 
 
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